愛か怖れか〜尽くす女が報われないわけ
2020/08/25
こんにちは。奈良市学園前の婚活・パートナーシップ研究所 マリアージュクピド 杉原です
前回、男女ともに「相手を幸せにしようと決める」ことが大事、って書きました。
ここでも
なんでもそうなんですが、
物事には必ず動機がありますね。
動機とは
１ 人が意志を決めたり、行動を起こしたりする直接の原因。
２ 《motive》心理学で、人間や動物に行動を引き起こし、その行動に持続性を与える内的原因。
３ 倫理学で、行為をなすべく意志する際、その意志を規定する根拠。義務・欲望・衝動など。
デジタル大辞泉(小学館)より
今日お話しするのは２と３にあたるところです。
なにかをするときの心の状態、とでも言いましょうか。
人間って
その行動をとる時の心の状態が満たされていると
他者からもらおう、奪おうとなりません。
そういう状態が「愛」。
愛の状態だと
まず自分がラクです。
エネルギーが充分なので気分がいい。
安心しているので
周りの人にも優しくできるし、いい気を与えます。
逆に満たされていないと
ちょうだい、欲しいって
他者からもらおう奪おうとなります。
そういう状態は「怖れ」です。
なぜ怖れかというと
自分がもらおう奪おうと思っていると
人から取られる奪われるって思っちゃうからです。
人間には防衛本能があるので
満たされていないとそうなるんです。
それが悪いわけではありません。
そういうもの、というか。
ただ、怖れの状態でいると
まず自分が疲れます。
常に危険に備えているのでそれだけでエネルギー使っちゃうからです。
過剰に身を守ろうとするし
自分の不足を何かで埋めよう、もらおうとするので
気分がよくない。
常に不安だったり周りに気を遣っていたりして
リラックスできません。
で、ですね。
なにかをする時にそれが「愛」からなのか「怖れ」からなのか。
そこが一番大事なんです。
「愛」からの行動はすんなりうまくいくし
「怖れ」からの行動はなにかとうまく行きません。
なぜならこれもエネルギーの流れなので
たくさんあるところからないところへはスムーズに流れますが
ないところからあるところへは流れません。ないものはあげられないから。
ここでやっと話は戻ります😅
相手を幸せにする覚悟が
「愛」からなのか「怖れ」からなのか。
「愛」からなら
相手になにも求めてない状態なのでその覚悟を持つことですんなりと幸せになる行動が取れます。
幸せへの道を歩んでいけます。
「怖れ」からだと
自分が満たされてない状態なのに無理やり相手に幸せをあげようとするので辛いです。
幸せへの道がいばらの道のように感じます。相手も居心地悪いです。無理やりだから。
なにが言いたいかというと
相手に与えられる状態でないと
恋愛やパートナーシップってうまくいかないのです。
いくら相手を幸せにするぞ、と決めたとしても
自分が怖れの状態だと自分が我慢すれば、とか、相手に尽くす、とかになってうまくいかないのです。
尽くして尽くして我慢して我慢して
幸せになった人はいません。
男性が女性のためにいろんなことをするのはOKなんです。
それは女性の"尽くす"とは違うんです。
男性と女性とでは与えるモノが違うのです。
男性は行動、行為を与え
女性はエネルギーを与えるのです。
パートナーシップってその循環なんです。
男性が女性に尽くすのは
尽くして喜ばせ、喜ばれることでエネルギーを得るからです。
女性が男性に行動、行為を与えても男性のエネルギーにはならないので
男性は行動、行為を行うエネルギーがなくなって女性になにも返せなくなり
居心地が悪くなり、、、
だから女性は尽くしちゃいけません。
尽くしてもらってその感謝と喜びを表現すればいいのです。
それが女性の役割。
これも怖れの状態では素直に受け取れなかったり、尽くすことしかできなかったりするのです。
あなたは「愛」の状態ですか？
それとも「怖れ」の状態ですか？
今日もあなたにステキなことがたくさんたくさん起きますように✨✨
いつもあなたの幸せを応援しています🌈
